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ホームページは儲からない?「ホームページは今や常識」「ホームページで売り上げ倍増」等、ホームページに関していろいろな話がありますね。皆さんはどう思われるでしょうか。 ここでちょっと冷静に考えてみましょう。そうそう、恋愛中のように「過熱気味」の頭を冷やし、冷静な判断をするためにも、少しだけお時間をいただければと思います。
・ホームページの目的は?御社がホームページを持つ目的は何ですか。売り上げ増、企業PR、等々いろいろあると思います。時代の変化が激しい中、ここでちょっとだけ原点に立ち戻ってみませんか。 現在のホームページは「ホームページ開設当初」と、目的ベクトルがあっているか確認されてはいかがでしょう。 ここで忘れてはならないのが、「市場ニーズの変化」ですね。当初の目的が市場ニーズと違っていないか、市場ニーズにホームページの内容が合っているかを確認しておくことも重要です。 ・経費は年間、どれくらいですか。ホームページの運営費用はどれくらいでしょう。一口に費用といっても、いろいろな費用が考えられますね。一括外注の場合は明確に出せますが、自社作成されている場合比較的見えにくいものとしては、構想や作成に必要な人件費、見えやすいものは、ドメインやサーバー管理費などに分類されるのではないでしょうか。 技術進歩が著しい中、ドメインやサーバーの維持管理費用は結構安くなりました。長年ホームページ運用をされている方は、ひょっとしたら「損」をしているかもしれませんね。 ・効果はどれくらいありますか。では、ホームページの効果はどれくらいでしょう。効果といってもなかなか数字で出せませんね。 実は、ここが一番ファジーで大切な部分なのです。 ファジー、よくわからない。言い換えれば「業者さんの営業トークを鵜呑みにしてしまう」部分なのです。 ここからちょっとだけ一緒に、考えてみませんか。 ・費用対効果はどれくらいでしょう。まず、費用から費用は先程の質問で明確になったと思います。 ここでちょっと質問です。自社でホームページ作成をされておられる方。適正に社内人件費を折り込むことが出来ましたか。 この点はついついおろそかに、また忘れがちな部分ですが、結構重要です。構想や作成に必要な時間は本来業務を圧迫しているのではないでしょうか。ホームページの方向性や目的を明確に指示されましたか。また、経験のない仕事は担当者の精神的負担になっていませんか。いろいろとお話をさせていただくと、結構負担になっていることがある様です。 次に効果です。 ここでいう効果はそれぞれの目的に対するもので正当に評価する必要があります。 例えば、 目的が企業PRの場合
非常に初歩的ですが、このような形である程度は自社のホームページが企業PRに役立っているかわかります。 売り上げ増の場合これは一番簡単。売り上げ金額が全てですね。簡単、明瞭な効果指標です。 さて、費用と効果が明確になった時点でどちらの金額が大きいでしょうか。また、どれくらい差がありますか。 ここからお話しする事が一番大切な部分です。 残念ながら、経営の中でホームページの位置づけが明確ではない企業が結構多い事が事実です。 ホームページを持った理由が、「ただ何となく」、「他社も持っている」、「勧められて」等という不明確だった場合は、ほとんどといっていいほど「失敗」をしています。経営は見栄ではありません。大切なのは利益を生み出す戦略です。 ただ、誤解のないように補足しますが、私は企業は社会のために存在すると考えています。お客様に満足される製品やサービスの提供が出来ることが大切だと思っています。このためには「適正な利益」は必要です。徹底したコストダウン、お客様に喜ばれる製品提供、従業員の満足、社会への貢献(ここでは適正な企業活動結果から生まれる納税出来ることも含みます)があってこそ、企業の存在価値があると思っています。 今までお読みいただいて感想はいかがですか。このページは皆さんの真の利益を考えてアドバイスさせていただいております。 次に、今後どのような選択があるかお話しさせていただきます。
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